子供の朝の支度が遅くて朝からイライラ。言っても早く動かないしお互い機嫌が悪くなって子供はますます動かない。
それを見てこっちはますますガミガミ言ってしまう、、、という悪循環に悩んでいませんか?
私も毎朝のんびりしている娘にイライラし、ガミガミ言うことを繰り返していました。
春からは小学生。子供が自分でテキパキ支度して気持ちよく朝の出発を迎えられるよう色々考えて試してガミガミが解消しました!もう朝から怒らなくても大丈夫。
今日は実際にやってみてうまくいっている方法をご紹介します。
やること、やる順番、かける時間 を明確にしましょう
最初にやるべきことは朝起きてから玄関を出るまでに何をどの順番でやるのかを整理することです。
我が家の場合は次の9項目です。
歯磨き、朝ごはん、トイレ、着替え、ドリル、パパと遊ぶ時間、飼っている魚のお世話、花の水やり、髪の毛をくくる
やることのリストができたら、それぞれの項目にかける時間と順番を決めます。
幼稚園のない土日にタイマー片手に娘が普通にやってみてどのぐらい時間がかかるのかやってみたところ、、、
朝ごはん → 30~60分
トイレ → 5~15分
着替え → 15分
ドリル → 10~40分(問題の難易度による)
パパと遊ぶ時間 → 15分(これは15分と決めている)
飼っている魚のお世話 → 5~10分
花の水やり → 5分
髪の毛をくくる → 5分
大体こんなふうになりました。遅い!のんびりしすぎ。。。
このまま逆算して朝起きる時間を計算したら、、、早すぎ!起きられない!となってしまいます。
そもそも朝ごはんに1時間もかけたくない。
ということで、下のようにそれぞれにかける時間を決めました。
朝ごはん → 15分
トイレ → 10分
着替え → 10分
ドリル → 30分
パパと遊ぶ時間 → 15分
飼っている魚のお世話 → 5分
花の水やり → 5分
髪の毛をくくる → 5分
ここまでやったら後は子供が自分で確認できるようにしていきます。
朝の支度ボードを作りましょう
ダイソーで買ってきた材料でこんなボードを作りました。
最初はやることを紙に書いて壁に貼ってみたんです。
そうすると、、、見ない。まー見なかったんです。次に何やるの?と聞かれて初めて見てみるといった感じで自発的に動かない。
やっぱり手元に置いて、さらに自分で今これをやっている。これができた。と確認できる仕組みが必要なんだと痛感しました。
それで作ったのがこの朝の支度ボードです。
ダイソーでマグネットがつくタイプのホワイトボードと両面マグネットシート、
そしてホワイトボードを常に確認できるように絶対にテーブルにホワイトボードを立てたかったのでタブレットスタンドも購入しました。
※写真の両面マグネットシートは青白バージョンですが使用したのは赤白バージョンです。
作り方
両面マグネットシートをカットして、片面にやることを書いていきます。
裏には“できたね!”や“次もがんばって!”など子供の気分が上がるような言葉と絵を書きました。
両面マグネットシートを3cm間隔で切ると10等分できます。我が家のやることの項目は9つだったので、余った1つには日付を書くことにしました。
月、日は消すことがないので油性ペンで書きました。日付と曜日は鉛筆で書いては消しゴムで書きなおしています。
(ホワイトボードのペンで書くと消えませんでした。それから鉛筆は4Bがベスト。HBだとすごい薄いです。)
時間がなくなっていく感覚を身につけさせましょう
実はこれが一番難しくって一番大事なことですよね。いくらやることがきっちり頭に入っていても時間の感覚がないとのんびりのまんま。親が急かすはめになってしまいます。そこで時間がなくなっていく感覚が分かるように色々やってみました。
↓それぞれ使ってみた結果、、、
数字が分かりすい。6:40~6:50など、数字が見えやすいので40,41,42…50となって分かりやすいかも、、、
でも6:50~7:05となった時につまづきました。1時間が60分がまだ理解できない。
針が目に見えて動いていくので分かりやすい。“長い針が10までね”とすれば、子供も理解してくれるけど、、時計を見ない。
見てくれさえすれば、、、と思うけど知らない内にボーっと時間が経ってしまう感じ。あ、過ぎちゃったで終わってしまう。
デジタル時計と混同してしまう。1:00は1時?そしてやっぱり1時間が60分、1分が60秒ということが理解できてないから1:00から0:59になって混乱してしまう。
砂が上から下に落ち終わったら5分ということで分かりやすい。子供も興味を持って砂が落ちるまでに時間が進むのを感じながらやっていました。
でも問題が、、、砂時計って途中で止められないですよね。だから連続して使えないんです。
例えばハミガキを8分で終えてしまったら、まだ下に落ちきってない2分ぶんの砂が上に残ってしまいますよね。
あさごはんの15分を改めて砂時計で測りたいのに中途半端。その2分ぶんどうするの?となってしまいました。
砂時計で試したいなら1個じゃだめです。2個用意して順番に使うなど工夫が必要です。
今のところ我が家ではこれがベスト!ねずみが10秒毎にりんごを1個食べていって、最後はチーズを食べるタイマーになっています。
1分なら5個のりんごと1個のチーズが表示され、10秒毎に1個食べていきます。
最初に表示されるりんごの量で全体の時間の感覚をつかみ、ねずみに負けないようにやっていくぞ!とねずみ(時間)を気にしながら準備することができています。
LITALICOさんのタイマーの詳細はこちらで確認ください。
朝の支度ボードのそれぞれの項目に時間を書いたシールを貼っているので、子供はそれを見ながらLITALICOさんのタイマーを自分で押して支度していきます。
アナログ時計でも時間の感覚を身につけて欲しいので、ボードにはアナログ時計も貼りました。
このアナログ時計のテンプレートはちびむすドリルさんからダウンロードしました。
ちびむすドリルさんの時計の針を書き込む練習プリントはこちらです。
さいごに
朝の支度ボードをはじめてから親子ともストレスが減りました。朝はお互い笑顔で過ごしたいですよね。
娘は特に食べるのに時間がかかり、朝ごはんも遅くって15分では食べきれないことがあるんです。
そんな時には次にやることのトイレのタイマーをはじめてしまって“今はじまってるのはトイレの時間だからね。この時間で食べ終わってトイレもしようね。”と言ったり、
一旦食べるのをやめてしまって、“パパと遊ぶ時間までに時間があまったら食べようね。”と言ったり、臨機応変にやっています。
親も子もガチガチに時間に縛られるのも大変ですもんね。
だんだんと朝の支度が習慣化して、親も子も気持ちの良い朝を過ごせるようになればいいですね。